第56回 九州社会人サッカー選手権大会 福岡県大会 優勝!

第56回 九州社会人サッカー選手権大会 福岡県大会 優勝!
【EAGLES TOPチーム】
九州社会人サッカー選手権 福岡県大会
6月28日(日)@福岡フットボールセンター
 quarter final
 10(4-0)0 ZERO F.A.C
7月5日(日)@福岡フットボールセンター
 semi final
 1(0-0)0 三宅クラブ
 final
 1(0-1)1 光陽クラブ
  4PK2
※優勝!福岡県代表として8月開催の第56回九州社会人サッカー選手権大会全国大会予選に出場決定!
新型コロナウイルスの影響でいつもの日常と違ったスタートを切った2020年度。
クラブの活動も自粛が続き、6月になってようやく活動がスタートしました。
徐々に徐々に日常を取り戻し、TOPチームも過去最多の40名で、今年度はTOPとU23とにチームを分け活動中。
そして迎えた九州社会人選手権。
昨季怪我でチームを離脱した大山洋星の復帰が間に合わなかったものの、良いチーム状態で大会を迎えることが出来ました。
初戦は新戦力の田代絋希のハットトリックもあり、10得点の快勝。
勢いをつけて次のステージへと駒を進めることが出来ました。
準決勝は昨年度リーグ王者の三宅クラブ。
大会の大本命。福岡県リーグに君臨する王者が相手でした。
イーグルスが今後、上のカテゴリーを目指す上で越えていかなければいけない壁。
試合は一進一退で進み、お互い9本ずつのシュートを放つ戦い。
試合の均衡は65分、辻川佑哉が破りました。
CKのこぼれ球をアウトにかけて放たれたシュートが右ポストを叩きそのままゴール。
この虎の子の1点を守り切り決勝進出。
決勝の相手は光陽クラブ。
このチームもまた、近年の福岡県リーグ1部を牽引する強豪クラブ。
前回大会も決勝まで進みましたが光陽クラブに敗れ準優勝。
昨年12月の県知事杯も決勝で光陽クラブに敗れ準優勝。
そして今回の決勝。
シナリオ的には最高のものが準備されました。
決勝への切符の代償に、数名の怪我人が出てしまったものの、今年は選手層も厚く、チームとしてはまずまずの状態で決勝に臨みます。
そして決勝戦。
お互いこの日2試合目なので、静かに始まるかと思われた立ち上がりは、相手の猛攻を受け、防戦一方の立ち上がり。
初回のピンチはギリギリの所でゴールラインを割らせずに凌いだものの、開始5分、見事なミドルシュートをネットに突き刺され先制を許します。
これが県の1部のレベルと言わんばかりのビューティフルゴール。
見事でした。
その後も数回ピンチはありましたが、GKの永田貴宏とキャプテン尭大和を中心に、全員が身体を張って本当にギリギリの所で追加点を許しませんでした。
失点してから相手の比重が少し守備寄りになった事で、後ろでボールは握れるけど、中々前で決定的な場面を作ることが出来ない状態となってしまいました。
そして1点ビハインドのまま前半終了。
負けてはいるものの選手達には全く悲壮感は無く、状況の確認をし、心を整え後半へ。
交代無しで迎えた後半。
ここから若き戦術家が動きます。
45分、チームのフィジカルモンスター瀬里光平を皮切りに、61分元永由都、70分高木秋平、75分野村佳功と立て続けに投入。
攻撃のギアを上げていき、試合の主導権を握ります。
そして80分。
高木のスルーパスを受けた瀬里がうまくゴールに流し込み同点。
采配がズバリ!遂に追いつきました。
アディショナルタイムも攻め続けましたがそのままタイムアップ。
勝負の行方はPK戦へともつれ込みます。
相手の1人目を永田がストップ。もう1人外した相手に対し、3人目まで確実に決めたイーグルス。
そして4人目の元永が落ち着いて決めて勝利。
見事優勝を勝ち取りました。
トップチームのみんな、本当におめでとう!
今回の優勝は三宅、光陽と言う本当に力のあるチームを破っての優勝と言う事で本当にチームの成長を感じることの出来る優勝だと思います。
今後この両チームとは県リーグを始め各大会で凌ぎを削る事になっていくと思いますが、良い相手が居るからこそ我々も成長ができ、サッカーを楽しめると言う事を忘れずに、また試合に臨んでいきたいと思います。
そして…
正しさは自分で証明すると言いますか、今回のピッチには多くのイーグルス育成選手が立っていました。
スクール(小学校低学年生)、クラブ(小学校高学年生)、Jr.ユース(中学生)、ユース(高校生)。
小さな頃から水色のユニフォームを着てサッカーをしてきた選手達。
そこに他チームで育った数名の選手達がアクセントを加えて素晴らしい魅力的なチームへと成長しています。
チームをまとめ上げた若き監督、湯之上大祐の手腕も見事でした。
育成年代の小中高としっかりとサッカーを楽しむ事を伝えてきて、その集大成のトップチームで福岡県の社会人チームの中でトップに立つと言うのは、クラブとして進んでいる道の正しさを再確認できました。
証明してくれた選手達には感謝しかありません。
そしてクラブにはトップチーム以外にもいずみイーグルス(福岡市リーグ)、ミドルシニア、シニアと大人になってもサッカーと共に生活できる「場」があります。
地方の小さな街クラブですが、関わる人々がサッカーで笑顔になれればこのクラブの存在価値はあると思います。
最後になりますが、応援してくださった全ての皆様、試合を価値あるものに作り上げてくださった対戦相手の皆様、そしてコロナで大変な中、運営をしてくださった協会をはじめ関係者の皆様、ありがとうございました。
福岡県の代表として九州大会はしっかりと戦ってきます!

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